利用事例 – カイ士伝

精度の高い関連記事と高性能な検索機能が魅力

ブログ「カイ士伝」は2006年に開始したブログです。当初はMovavle Typeで運営、2008年にWordPressに移行しました。

14年間書き続けた記事は2,000件以上になりますが、個人の雑記として立ち上げたブログということもあり、内容はガジェットやグルメ、旅行、マンガなどさまざま。また、普段は商用メディアで書いている立場を忘れて自由に文章を書ける場所にしたい、という思いのため、表記揺れや誤字などもあまり気にせず気分のままに書いています。

このような雑多なブログのため関連記事とはあまり相性がよいとは言えません。これまでいくつかWordPressの関連記事プラグインは試してきましたが、あまり関連性が高くはない記事が表示されることも多々あり、関連記事はこんなものかなと割り切っていました。

FUTURAについてはサービス開始前からテスターとしてブログに導入、数ヶ月近く試しています。あくまで体感ですが、関連記事の精度は今までよりもかなり高くなりました。

たとえば以下の記事は、話題のサービス「Clubhouse」について書いたものです。

Clubhouseに関するいろいろ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2021/01/29/17335

Clubhouseという単語自体がブログに登場するのは初めてで、過去の記事には存在しない単語を中心とした記事のため、関連記事として候補を出すのは難しい環境と言えます。

下記の画像は、WordPress向けに無料提供されているプラグイン「JetPack」の関連記事機能ですが、Clubhouseについて書いた記事とはあまり関係のない記事が表示されました。

一方、下記の画像はFUTRAの機能を使って表示した関連記事ですが、ブログを書いた当時流行していたFriendFeedやTwitterというWebサービスが候補として表示されました。もう1つの記事も、インターネットを活用したテレビ視聴の新たな形を模索した企画について書いたもので、流行のサービスを体験したという点で内容は非常に近いものが表示されています。

関連記事は読みに来てくれる読者にとっても大事ですが、ブログを書いた本人にとっても、昔書いた記事を改めて読み直すのにとても便利な機能です。精度の高い関連記事が表示されることで、10年以上も書き続けた昔の思い出に出会う機会としても大変重宝しています。

また、FUTURAの関連記事は、「関連記事として表示した記事の関連記事では、元の記事を関連記事として表示しない」という仕様になっています。上の画像で言うと、Clubuhouseの記事から関連記事として表示されたFriendFeedの記事をクリックした場合、元の記事であるClubuhouseの記事は表示されません。

元の記事が表示されてしまうと、せっかくの関連記事で表示される記事候補が実質減ってしまうことになりますし、場合によっては同じ記事だけが延々と表示されてループしてしまう可能性もあります。これは外から見ただけではなかなか気が付かれにくいものの、さりげなく関連記事を便利にしてくれる仕様です。

FUTURAは関連記事と同じ文脈解析の機能を使った検索機能も利用できるのですが、私のブログにはこの検索が予想外に嬉しい効果をもたらしました。

これはかなり特殊な例ではありますが、私のブログはある時WordPressのアップデートでエラーが発生してしまい、検索が正常に動作しなくなってしまいました。正確には英数文字での検索は対象となるのですが、日本語で検索した場合、存在するはずの記事が見つからないのです。

しかし、FUTURAを導入してからは、日本語でも問題なく検索できるようになりました。関連順だけではなく新着順での検索や期間指定もできるなど、検索機能としても性能が上がっています。

日本語で検索できないというのはかなり特殊な環境ではありますが、検索結果を精度順や指定した期間範囲のみで検索できる機能は、探したい記事を的確に見つけるにはとても便利。

精度の高い関連記事表示や検索が可能なFUTURAは、記事数が多く、読者も多いサイトにはとてもお薦めの機能です。

  • サイト名:カイ士伝
  • URL:https://bloggingfrom.tv/wp/
  • サイト概要:2006年に開始した、自分の趣味や気になる話題を書き連ねる雑記ブログ。2020年から毎週更新のポッドキャストも開始