WordCamp Japan 2021スポンサー「FUTURA」の機能を解説

2021/6/18 金曜日|By Kai

6月20日(日)から始まったWordPressのイベント「WordCamp Japan 2021」に、FUTURAはスポンサーとして参加することになりました。

FUTURAは4月にサービスを開始したばかりであり、FUTURAを運営するトリニティが提供する初のWebサービスでもあります。WordCamp Japan 2021で初めてFUTURAの名前を知った、という方も多いでしょう。

そこで今回は、初めての人にもFUTURAを知ってもらえるよう、FUTURAの特徴を改めて紹介したいと思います。

“文脈”を判断して最適な関連記事を表示

FUTURAは、「関連記事」「検索」「タグ提案」という3つの機能を持っていますが、いずれの機能にも共通するのが「文脈解析」という技術です。

一般的な関連記事の提案サービスは、同じ単語が含まれている記事や、同じカテゴリーやタグが設定されている記事を「関連度が高い」と判定します。たとえば、「iPhone」という単語が多く登場する記事は、「iPhoneについて書かれた記事なので関連性が高い」と判断し、関連記事として表示する、という仕組みです。

この仕組みの場合、同じ意味の単語は同じ文字で書かれている必要があります。たとえば、1つの記事では「iPhone」、別の記事では「アイフォーン」と書かれていた場合、この2つは別の単語として扱われてしまうため、2つの記事は同じiPhoneについて書いたはずなのに関連性は低い、と判断されてしまいます。

FUTURAでは機械学習や文脈、画像の解析といったさまざまな技術によって、記事を単語ではなく“文脈”で判断し、適切な関連記事を提案します。先ほどの例のように、「iPhone」が「アイフォーン」と書かれていたり、ほかにも「アイフォン」「IPHONE」などと書かれていたとしても、「この記事は『iPhone』について書いている」ことを文脈から判断し、関連記事として提案することができるのです。

文脈解析の技術を用いた検索機能やタグ提案機能

FUTURAではこの文脈解析技術を使って、検索やタグ提案という機能も開発しました。

検索機能は関連記事と同様に、使われている単語が違っても関連性の高い記事を検索することができます。文脈の解析はFUTURAのデータベースで処理するため、FUTURAを導入したサイトの読み込みスピードに影響されることなく、高速な検索結果の表示が可能です。

また、検索結果は関連度順だけでなく、新着順に表示したり、関連記事の期間を指定して表示することもできるなど、使いやすい検索機能を実現しました。

タグ提案は、記事に設定するタグをお勧めしてくれる機能です。タグは同じ内容について書いた記事をひとまとめにグルーピングすることができますが、つい設定を忘れてしまったり、同じテーマで書いた記事が増えて後からタグを設定したくなることもありますが、記事数が多いとタグを後から設定するのも大変です。

FUTURAのタグ提案機能は、文脈解析によって同じタグを設定した方がいい記事を提案し、1クリックで簡単にタグを設定できます。タグ提案の方法は「1つの記事に対して複数のタグを提案」「複数の記事に対してお勧めのタグを提案」「すべての記事に提案するタグをまとめて設定」など、さまざまな方法で最適なタグを簡単に設定することができます。

FUTURAでサイトのPVや読者の満足度を向上。導入もプラグインだけで手軽

最近はSNSの普及により、サイトの記事はTOPページからではなく記事単位で読まれるようになり、サイトにたくさんの記事があるのにSNSで投稿した新しい記事しか読まれない、ということも多くなりました。

FUTURAを導入することで、1つの記事に他の記事が関連記事と表示されるようになり、サイト内でより多くの記事が読まれるようになります。また、精度の高い関連記事を表示することで、関連記事を読んだ人の満足度を向上することもできます。

導入も簡単で、プラグインをインストールし、サイト内の解析を一度行うだけでFUTURAが利用できるようになります。また、利用開始から30日間は無料で利用できるため、FUTURAの精度や利便性を確認してから本格導入することもできますので、ぜひFUTURAをお試しください。